武勇の書(Martial Power)には武勇クラス(ファイター、レンジャー、ローグ、ウォーロード)の新しいクラス特徴やパワーや伝説の道や特技や神話の運命が載っているわけですが、その中からレンジャーの新しいクラス特徴、ビースト・マスタリー(Beast Mastery)についてご紹介します。

ビースト・マスタリーはレンジャーの最接近射撃と戦闘スタイルの代わりに取れるオプションで、野獣の相棒(Beast Companion)を使役して戦わせるというものです。

野獣は8種類の中から選べます。猛禽以外はどれもサイズ中型なので騎乗はできません。残念。
熊:HPが高くダメージが大きいけど、ACが低く足が遅く命中率も低いです。
猪:突撃すると移動距離とダメージが上がります。
猫:移動力が高く、〈隠密〉にも長けています。
蜥蜴:ACが高く、機会攻撃が得意です。
猛禽:サイズが小型で、HPとダメージが低いのですが、唯一飛行でき、移動力も高いです。
蛇:移動力は低いのですが水泳移動力を持っています。機会攻撃のダメージを増やせます。
蜘蛛:壁を登れます。
狼:移動力が高く、また戦術的優位を有しているとダメージが増えます。

野獣のアクションですが、騎乗戦闘と同じように、主人と相棒のペアで例の3つのアクション――標準、移動、マイナー――を共有します。で、防御専念と移動は、それぞれ一つのアクションを費やすことで主人と相棒の両方がその行動をとれます。つまり一人と一匹が移動アクションで移動していって挟撃の位置に陣取って、それから相棒に攻撃させる、といった具合ですね。

わたくしが注目したのは猛禽(Raptor)です。猛禽の1レベル時の【筋力】は12、つまり120ポンドまでは中荷重で移動できるわけですね。ほとんどのプレイヤー種族の体重は130ポンド以上なのですが、唯一ハーフリングだけは75~85ポンド、すなわち猛禽はハーフリングをつかんで飛べるのです。彼女自身が214Dで鷹につかまるもよし、パーティー内のローグを空挺作戦するもよし、夢が広がります。
猛禽はロールプレイ的制約が少ないのも魅力です。シティ・アドベンチャーに熊連れてくのはやっぱり難しいですし、猪にはしごを登らせるのは一苦労ですからね。

コメント

ボロ卿
2009年2月8日22:13

ルトガー・ハウアーの映画Ladyhawkeがだぶってしまいます。

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