第4版ルール解説:能力値
2008年10月18日 ゲーム 第4版のキャラクターも、D&Dの伝統的な能力値6つ、すなわち【筋力】【耐久力】【敏捷力】【知力】【判断力】【魅力】を有しています。修正値の出し方は3版と同じ。ただし第4版での能力値判定(っていうかほとんどのd20ロール)には、能力値修正にレベルの半分(端数切捨て)を足すので、モンスターマニュアルとかにはすでにレベルの半分を足した値が書いてあります。
【筋】か【耐】修正の高い方が「頑健防御」(Fort Defence)、【敏】か【知】修正の高い方が「反応防御」(Ref Defence)、【判】か【魅】修正の高い方が「意志防御」(Will Defence)の元値になります。修正値に10を足して、種族やクラスの修正などを足した値が各防御値になるわけですな。防御のことだけを考えるなら、各能力値のどちらかに高めの値を振っておいたほうがいいでしょう。
「防御」というのは、3版のセービング・スローみたいなものです。3版のセービング・スローは特殊な攻撃を受けた側がダイスを振りますが、「防御」は攻撃をする側がダイスを振って、防御を抜けるかどうかを判定します。要はアーマークラスの考え方がすべての防御に拡張されたわけですね。
アーマークラスは着ている鎧と盾のボーナスに、鎧を着てないか軽装鎧かだった場合【敏】か【知】修正の高い方を足します。いい鎧を着てガチに固めるか、軽装鎧にして避けられるようにするか、どっちにするか考えどころですね。ちなみに盾ボーナスは反応防御にも足されます。
イニシアチブは【敏】修正+レベルの半分、それに特技の中にイニシアチブが上がるのがいくつか。残念ながら《イニシアチブ強化》(+4特技ボーナス)と《早抜き》(+2特技ボーナス)は同名ボーナスなので両方とっても+6にはならないのでした。
で、能力値の決め方ですが、方式が3つあります。DMにどれにするか聞いておきましょう。
1:これは簡単、16、14、13、12、11、10を6つの能力値に自由に割り振ります。
2:ポイント割り振り式。基本値8、10、10、10、10、10に、22ポイントを割り振ります。13までは1ポイント1上昇、14、15、16に上げるにはそれぞれ2ポイント必要で、16から17に上げるには3ポイント、17から18に上げるには4ポイント必要です。
3:やっぱキャラメイクはダイス振らなきゃ!っていう人のために、d6を4つ振って一番低い目を1個無視して残りの合計、ってのを6回という方法もあります。ただし、種族修正を足す前の修正値の合計が+4を下回ったり、+8を上回ったりした場合は、DMによって修整されるであろうと書かれてます。
能力値の成長ですが、まず4、8、14、18、24、28レベルで、好きな2能力値に+1します。さらに11、21レベルで、すべての能力値に+1します。で、ざっと見たところ他に能力値そのものが上がることってない臭いんです。頭の良くなる本もないし、ガントレット・オヴ・オーガ・パワーのしょぼさときたら泣けてきます。つまりPCの能力値は、基本値で18点、種族修正で+2、成長で+8の合計28点が最大値ですな。そのことを踏まえた将来設計を考えておきましょう。
【筋】か【耐】修正の高い方が「頑健防御」(Fort Defence)、【敏】か【知】修正の高い方が「反応防御」(Ref Defence)、【判】か【魅】修正の高い方が「意志防御」(Will Defence)の元値になります。修正値に10を足して、種族やクラスの修正などを足した値が各防御値になるわけですな。防御のことだけを考えるなら、各能力値のどちらかに高めの値を振っておいたほうがいいでしょう。
「防御」というのは、3版のセービング・スローみたいなものです。3版のセービング・スローは特殊な攻撃を受けた側がダイスを振りますが、「防御」は攻撃をする側がダイスを振って、防御を抜けるかどうかを判定します。要はアーマークラスの考え方がすべての防御に拡張されたわけですね。
アーマークラスは着ている鎧と盾のボーナスに、鎧を着てないか軽装鎧かだった場合【敏】か【知】修正の高い方を足します。いい鎧を着てガチに固めるか、軽装鎧にして避けられるようにするか、どっちにするか考えどころですね。ちなみに盾ボーナスは反応防御にも足されます。
イニシアチブは【敏】修正+レベルの半分、それに特技の中にイニシアチブが上がるのがいくつか。残念ながら《イニシアチブ強化》(+4特技ボーナス)と《早抜き》(+2特技ボーナス)は同名ボーナスなので両方とっても+6にはならないのでした。
で、能力値の決め方ですが、方式が3つあります。DMにどれにするか聞いておきましょう。
1:これは簡単、16、14、13、12、11、10を6つの能力値に自由に割り振ります。
2:ポイント割り振り式。基本値8、10、10、10、10、10に、22ポイントを割り振ります。13までは1ポイント1上昇、14、15、16に上げるにはそれぞれ2ポイント必要で、16から17に上げるには3ポイント、17から18に上げるには4ポイント必要です。
3:やっぱキャラメイクはダイス振らなきゃ!っていう人のために、d6を4つ振って一番低い目を1個無視して残りの合計、ってのを6回という方法もあります。ただし、種族修正を足す前の修正値の合計が+4を下回ったり、+8を上回ったりした場合は、DMによって修整されるであろうと書かれてます。
能力値の成長ですが、まず4、8、14、18、24、28レベルで、好きな2能力値に+1します。さらに11、21レベルで、すべての能力値に+1します。で、ざっと見たところ他に能力値そのものが上がることってない臭いんです。頭の良くなる本もないし、ガントレット・オヴ・オーガ・パワーのしょぼさときたら泣けてきます。つまりPCの能力値は、基本値で18点、種族修正で+2、成長で+8の合計28点が最大値ですな。そのことを踏まえた将来設計を考えておきましょう。
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