経験値を稼ぐとプレイヤーキャラクターはレベルが上がります。第4版において、経験値を失うことは決して(never)ありません。死んでレベル下がったり、レベル吸収くらったり、マジックアイテム作成ために経験値を消費したりすることとは第4版では考えなくていいのです。
 でレベルが上がると、レベルに応じてパワーがもらえたり、約2レベルごとに特技がもらえたり、おおむね4レベルごとに2つの能力値に+1できたり、10レベルごとに全能力値に+1できたりします。再訓練といって習得パワーや特技、技能を入れ替えたりすることも可能。

 第4版において、プレイヤーキャラクターは1レベルから30レベルにまで到達可能なわけですが、その道のりはおおむね3つの段階(tiers)に分けられています。1レベルから10レベルまではヒロイック(heroic)、11レベルから20レベルまではパラゴン(paragon)、21レベルから30レベルまではエピック(epic)という具合です。
 で、ヒロイックの段階では各クラスに決められた一通りの成長を行っていくのですが、パラゴン・レベルに達した時点で、クラスごとのパラゴン・パス(paragon path)を選択する必要があります。たとえばファイターは11レベルになるとアイアン・バンガード(Iron Vanguard)か、ケンセイ(Kensei)か、ピット・ファイター(Pit Fighter)か、ソードマスター(Swordmaster)のどれか1つを選びます。それぞれのパラゴン・パスによって、得られるクラス特性やパワーが異なるため、ヒロイック卒業が近づいたら将来の進路を考えたほうがいいですね。3.5版で言うところの上級クラスみたいなものだと思うとわかりやすいかな。
 また、エピックに達した時点で、エピック・デスティニー(Epic Destinies)を選びます。これはクラスと関係なく、前提条件を満たしていればその運命を選びとることが可能です(一部のデスティニーにはクラスが前提条件のものもあります)。基本ルールのエピック・デスティニーはアークメイジ(Archmage)、デッドリー・トリックスター(Deadly Trickster)、デミゴッド(Demigod)、エターナル・シーカー(Eternal Seeker)の4種で、フォーゴトン・レルム・プレイヤーズ・ガイドには各神格のチョーズン(Chosen)が紹介されてますね。これで君もチョーズン・オヴ・ミスタラに!ってなれないよ!

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