第3.5版ではパーティーに必須のクラスだったクレリックですが、第4版ではそれほど絶対必須ってわけではなくなりました。(どのクラスでも底力を使って回復できるため)それでもなおパーティーの要であることには変わりありません。役割はリーダーです。パワーソースは当然信仰。重要な能力値は【判断力】【筋力】【魅力】です。第4版のクレリックは「殴ってるところを見た仲間が回復力を使用できる」とかそういう系パワーもあるので、【筋力】も重要です。
 鎧の習熟はクロース、レザー、ハイド、チェインメイル。第4版ではぬののふくが鎧の扱いになりましたので、ウィザードでもぬののふく+1とか着れてうれしい。武器の習熟は単純近接、単純遠隔まで。盾の習熟が無いので心おきなく両手持ち武器とか持てます。(ちなみに基本近接攻撃は【筋力】と、基本遠隔攻撃は【敏捷力】を使います。パワーによる攻撃はそれぞれのパワーによって異なる能力値を使います)
 装具として聖印を使います。えー、第4版には「マジックホーリーシンボル+1」みたいなものがありまししてですね、こいつを装備してるとクレリックのパワーの中で[装具]キーワードがある奴には命中とダメージにボーナスがつくんですわ。すごい!天界の沙汰も金次第!
 クレリックは意志防御値に+2の修正があります。意志防御には【判断力】か【魅力】を使うので結果としてクレリックの意志防御値はパーティー1になりがちです。その分反応防御が弱くなりそうなので注意。
 1レベル時のHPは12+【耐久力】の値(修正値ではありません)。レベルが上がるごとにHPは5点づつ増えます。そう、第4版ではHPが固定値になったのです!これでDMは「高レベルなのに妙にHP低いキャラクター」に悩まされずにすむのです!
 一日の回復力の数は7+【耐久力】の修正値(こちらは値そのものではありません)。回復力を1回消費するごとにHPが最大値の1/4回復します。戦闘中に1回「底力」というアクションで使ったり、クレリックやパラディンなどのパワーで使わせたりできます。
 技能は〈宗教〉が習得済み。他に3種類(人間は+1種類)の技能を、クレリックのクラス技能リストから習得できます。
 クラス特性として、チャネル・ディヴィニティという神のみ技を遭遇毎パワーとして使うことができます。チャ(略)にはディヴァイン・フォーチュンという次の攻撃ロールかセービングスローに+1する奴と、ターンアンデッドがあります。あとヒーリングワードという、5マス以内の仲間か自分に回復力を使わせるパワーがあって、これを使うと余分に+1d6回復します。こいつは1遭遇に2回使えるので使いどころに注意。
 さらにヒーラーズ・ロアーというのもありまして、[治癒]キーワードのあるパワーを使うとき、回復するHPにクレリックの【判断力】修正値を足せます。やっぱりクレリックはパーティーに必須ですな。
 さらに儀式(Ritual)というのにも通じていて、ジェントル・リポウズとかの儀式も使えます。儀式っていうのは魔法の一種ですが、時間がかかったりして遭遇中には使えないっぽい一連のもののことです。
 クレリックのパワーですが、大まかに分けて【筋力】で相手に武器を当てることで効果を生み出す奴と、【判断力】で当てる遠隔攻撃の2種類がありそうです。どっちかに集中して、白兵戦型クレリックとか支援型クレリックにするのも面白そうですね。

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