第４版種族紹介(2)ドワーフ

　ドワーフは皆さんご存知ですね。ロードス島でいうとギム、ロードオブザリングでいうとギムリです。パーティーの役割も大体各作品中の通り、ギャグ担当ですな。（一応わたくしの持ちネタ）
　背は人間より低いけどガタイの良さは人間以上。【耐久力】と【判断力】に＋２付きます。全国のドワーフファン歓喜せよ、【魅力】が下がらなくなった！
　移動速度はやや遅めの５マス、視覚は夜目(Low-light)です。ＰＣ種族に暗視持ちがいなくなったのでまぁないよりマシか。
　言語は共通語とドワーフ語。〈地下探検(Dungeoneering〉と〈持久力(Endurance)〉の２技能に＋２の技能ボーナスあり。ここらへんは順当ですね。
　あと種族特性として、毒に対するセービングスローに＋５ボーナス。第４版のセービングスローはちょっと第３版と違って、d20で10以上出せば成功(55％)ってものです。これに＋５ボーナスってことは対毒成功率80％！朝食に毒人参を楽しむのもむべなるかなですな。
　底力(second wind)といって誰でも自分の回復力を消費してＨＰを治せるんだけど、普通はそれ標準アクションが必要なところ、戦い慣れしてるドワーフはマイナーアクションで回復できる。うまく使うとドワーフのパラディンとかすごい手数多くって面白そうだよ！
　スローイングハンマーとウォーハンマーの《武器習熟》がもらえるので、ウィザードとかの《武器習熟》が少ないクラスを選ぶとちょっとお得かも。あと第４版では魔法の手投げ武器は投げると自動的に手元に返ってくるので、ウィザードは360円(gp)溜まったら+1マジックスローイングハンマーを買うといいさ。まぁマジックミサイルや怪光線撃ってるほうがいいと思いますが。
　重装鎧や荷物をたくさん持っても、そのことではスピードが落ちないのも3.5と変わらず。ちなみに【筋力】の１０倍ポンドまではノーペナ、普通の種族は２０倍までは減速状態(slowed、２マスしか動けない）で動けるけど、この状態だと両手がふさがるので結局戦闘では役立たずです。
　あとは足が短いので、なんかの効果によって強制的に移動させられるとき、その距離が１短くなるというメリットもあります。けっこう他のキャラクターを強制的に移動させるパワーとかあるので、なにげに強いです。それと伏せ状態にされても、即セービングスローして成功すれば倒れずにすむのも便利。
　まぁこんな感じの連中なので、パラディンとかクレリックとかファイターに向いてるんじゃね？って感じです。