小手指でエベロンキャンペーン開始。本日はキャラメイクしてお昼食べて序盤とダンジョンにちょっと行って帰ってきたところまで。これぐらいののんびりさがちょうどいい年頃。
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 わたくしはアングニス=ヴェアエン(エルフ語で「平和の秋」家の「暁の輝き」を意味する)、エアレナル生まれのウィザードである。総合魔術を取得したわたくしは秘術のわざにさらなる磨きをかけるため、“塔の街”はモルグレイブ大学に留学してきたのであった。
 シャーンでの経験は目新しいことばかりで、120年生きてきて初めて見聞きすることに毎日のように出会う。その日も講義を終えて下宿に帰る途中、曲がり角で見たこともない巨体の人型生物と衝突したのだ。
 それは7フィート近い長身、猫を想像させる頭を持ち、全身を鋼のような筋肉で覆っている。抜き身のグレートクラブを背負い、歴戦の跡が残るスタデッド・レザーを纏うそれはニャァン家のヒコと名乗った。キャットフォークもサムライも書物で読んだことはあるが実際に見るのは初めてだ。
 衝突したときにしこたまぶつけて派手なたんこぶを作ってしまったので、近くの治療センターで傷を見てもらう。担当のリーングレンさんに状況を話したところ、さすが好奇心旺盛なハーフリングだけあってすごい食いつきよう。近くの酒場でヒコを交えて3人でいろいろと話をすることにした。
 ヒコはゼンドリックのジャングルにあるキャットフォークの国に生まれ、主君に仕えるサムライとして幾多の戦いを経てきた。そして主君の命を受けてコーヴェアに渡ってきたところだという。武器と防具と服以外何も持ってないところとか、カタナどうしたんだとかいろいろと突っ込みたいところはあるが、実力は確かそうだ。
 一軒目の店が看板の時間になったので、(ジョラスコ家のツケで支払いを済ませ、)放歌高吟しつつ二軒目の店に向かう途中、わたくしたちの運命を変えたその事件は起こったのだ。それは夏の夜、小雨がぱらつく中のできごとだった…。

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